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2024年7月22日 熊谷うちわ祭見どころ紹介

(写真提供:第壱本町区)
熊谷うちわ祭は、7月20日・21日・22日に執行されます。

熊谷うちわ祭は、熊谷市鎌倉町にある愛宕八坂神社の祭礼で、
毎年7月20日・21日・22日に執り行われ、疫病退散、五穀豊穣、商売繁盛を祈願します。


熊谷うちわ祭りの起源は江戸中期の寛延三年(1750)で、地区ごと、各寺院ごとに行われた祭礼行事を熊谷いっせいの祭にしたいと願い出たのが始まりです。当初は神輿が町内ごとに巡幸する祭でしたが、明治24年(1891)に本町三・四(現在の第弐本町区)が東京神田から山車を購入したのをきっかけに、現在の山車祭りの形になりました。

■7月22日 曳っ合わせ叩き合い 20:00~

18時から国道17号の交通規制が始まり、山車・屋台が各所で叩き合いを行いながら、年番送りの会場となるお祭り広場周辺に集まり始めます。
20時、市役所入口交差点で扇形に整列し、曳っ合わせ叩き合いが行われます。
曳っ合わせ叩き合いを行った後、年番送りの会場となるお祭り広場の四方に移動を始めます。

■7月22日 年番送り(年番おくり)


(写真提供:第壱本町区)

熊谷うちわ祭3日目のクライマックスといえば、何といっても「年番送り」です。
年番送りは昭和42年(1967)に初代祇園会長の清水さんが考案したのが始まりで、今では熊谷うちわ祭一番の見せ場といえるでしょう。
迎え年番町の大総代が年番札を持って見得を切る姿、格調高い口上などは一見の価値ありです。


年番送り会場の様子(2022年撮影) / 木遣り(2022年撮影)

【年番送り予定】
・20:10 挨拶(大総代、観光協会会長、協賛会会長、県知事)
・20:40 曳っ合わせ叩き合い
・20:50 纏い振り
     木遣り奉納
     年番送り
     大〆
・21:20 第壱本町区から順次、お囃子演奏
・21:30 山車・屋台 散会
※時間はあくまで目安です。進行状況により異なることがありますので、ご了承ください。

■7月22日 還御祭


還御祭(2021年撮影)

熊谷うちわ祭の締めくくりともいえる「還御祭」は行宮(お仮屋)から本宮(愛宕八坂神社)に神輿をおかえしする巡幸です。
11時30分、行宮で「発輿祭」が執り行われ後、神輿が本宮まで巡幸し、翌23日の1時15分から本宮にて「着輿祭」が執り行われます。
着輿祭を最後に、三日間におよぶ熊谷うちわ祭のすべての祭礼行事が終了します。

【還御祭予定】
・23:30 還御発輿祭(行宮)
・0:00  還御発輿祭 出発
・1:15  還御着輿祭(愛宕八坂神社)
※時間はあくまで目安です。進行状況により異なることがありますので、ご了承ください。

■ここに注目!


町内まわりの様子

山車・屋台が町内をまわる「町内まわり」は、全町区で行う叩き合いや巡行とは違い、町区とのつながりを強く感じることができます。山車・屋台の彫刻や幕をゆっくりと見たり、町区ごとに奏でるお囃子を聞くにも最適です。


町内まわりでは、狭い路地の方向転換や電線を持ち上げて通る姿などを見ることができます。熊谷うちわ祭中、お囃子の音が聞こえたら、近くを通る山車・屋台を探してみてはいかがでしょうか。

■2024年7月22日 熊谷うちわ祭見どころ紹介の詳細情報

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作成日:2024/07/18 取材記者:なべさん