熊谷の夏の風物詩、「熊谷うちわ祭」が大盛況のうちに終了しました。
祭開催期間中に撮影した写真とともに、2024年の熊谷うちわ祭を振り返ります。
神輿渡御 途上奉幣祭
今年は神輿渡御の順路や神事の場所に変更があり、神輿渡御の進み具合も例年より早まりました。
8時40分頃に熊谷市筑波で市内の北側を清める「途上奉幣祭」が執り行われました。
神輿渡御の行列 / 白丁姿の皆さんが神輿を担いで祭祀会場に入ります
熊谷市筑波で途上奉幣祭の様子
初叩き合い
20日の夕方、JR熊谷駅北口で行われた「初叩き合い」には大勢の方が訪れました。
熊谷駅をバックに12台の山車・屋台が一列に並ぶ姿は爽快です。
巡行祭
巡行祭は熊谷うちわ祭の中で最も過酷な時間帯に執り行われる付け祭の一つと言っても過言ではないでしょう。
13時から16時近くまで、車両通行止めとなった国道17号を山車・屋台が巡行します。
清祓いの儀の様子 / 巡行は石原(南)交差点へ
石原(南)交差点では、本石区・石原区の山車が10ヶ町の山車・屋台を迎えます
石原(南)交差点で折り返し、巡行は行宮へ向かいます。
山車・屋台がすれ違うのは石原からの戻りと、行宮参りの後の2区間だけです。
鎌倉町交差点から、宮司が合流し巡行は続きます。
行宮参りの様子。
市役所前通りは山車・屋台がすれ違う人気のスポットです。
巡行祭の締めくくり、銀座での曳っ合わせ叩き合い
八木橋前叩き合い
2日目夜の見どころと言ったら、八木橋百貨店前で行われる曳っ合わせ叩き合いです。
叩き合いの勇壮さもさることながら、観衆の間を縫うように交差点内で山車・屋台を並べていくダイナミックな動きも人気の一つなのではないでしょうか。
大露路での曳っ合わせ叩き合い
八木橋前向かう山車・屋台。交差点内で扇形に山車を並べていきます
12台の山車・屋台が並び、曳っ合わせ叩き合いが始まります。
山車・屋台の後方も実はとても美しいです。
八木橋前の叩き合いが終わると、山車・屋台は鎌倉町へ移動します。
鎌倉町での叩き合いが終了すると、2日目が終わります。
町内まわり
3日目の昼間に行われる町内まわり。大通りはもちろんですが、細い路地などにも山車・屋台が回ります。
遠くからお囃子の音が聞こえると、つい、通りに出て山車・屋台を探してしまいます。
筑波区 町内まわりの様子
仲町区 町内まわりの様子
3町、4町叩き合い
八木橋百貨店裏で行われた3町の叩き合い(第壱本町区、仲町区、本石区)
第壱本町区が移動をはじめると、鎌倉町区、桜町区の山車が近づいてきました。
屋台2台が加わり、4町の叩き合いが始まりました。(仲町区、鎌倉町区、本石区、桜町区)