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第3回は年末のお掃除に役立つ
「無垢フローリング(オイル塗装の場合)のお手入れ」のお話です。
木は呼吸をし、生きています。
木材を使ったフローリングも同様に生きています。その特徴を活かしたお手入れが必要です。
上手にお付きあいして、自然素材ならではの経年美を楽しむためにも、今回は無垢フローリング(オイル塗装の場合)のお手入れ方法についてご紹介します。
※塗装の種類によって、お手入れ方法が異なりますので、塗装の種類をご確認ください。
【お手入れの際に注意すること】
・水をこぼすと染みになる可能性がありますので、すぐに拭き
取ってください。
・市販の床用クリーナー、ワックスなどは白濁やシミになる可
能性があります。必ず無垢フローリング用の表面仕上げに
あったものを選び、目立たない場所で試した後にお使いくだ
さい。
・無塗装、オイル塗装、ウレタン塗装など、塗装の種類によってお手入れ方法が異なります。
仕上げが分からない場合は、施工店に確認をしてください。
・部分的に汚れを落とすと、汚れを落としていない場所ときれいになった場所の差が目立ちますので、全体的に
ソープや研磨をかけることをお勧めします。
【日常のお手入れ】
表面のほこりを掃除機などで除去し、綺麗な雑巾で乾拭きをしてください。
水拭きや化学薬品を含むお掃除シートなどは、毛羽立ち、シミの原因になりますので避けてください。
※水拭きをする場合は、雑巾を硬く絞って行ってください。
【3~6か月ごとの定期的なお手入れ】
無垢フローリング専用のインテリアソープでメンテナンスをすると、美しい状態が長く保てます。
汚れを落とすだけでなく、ツヤと滑らかさを与えて汚れが付きにくくなる保護効果もあります。
【なかなか落ちない汚れには?】
硬く絞った水拭きや、ソープでも落ちない汚れはインテリアクリーナーを使って汚れを除去しましょう。
クリーナーは塗装やワックスも除去しますので、汚れを除去した後にはソープやオイルで仕上げをすることをお忘れなく。
クリーナーでも落ちない汚れには、100番の目の粗いサンドペーパーで汚れを削り取った後、240~400番のサンドペーパーで表面を仕上げ研磨してください。研磨の後は固く絞った雑巾で木粉を拭き取ります。塗装面を削った場合は、再塗装を行ってください。
お手入れの際にこんな事で困ったことはありませんか?
・クレヨンなどの油性の汚れが落ちない
・フローリング表面の毛羽立ち
・ささくれや軽微な割れが生じた時
・経度のキズやへこみキズができてしまった時
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作成日:2020/12/24 取材記者:大和屋株式会社建材部 ちいさんぽ