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天然木のコラム

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天然木について ~塗装~

第6回は天然木フローリングの塗装について。
それぞれの塗装タイプの良さを知って、目的に応じて選ぶのにお役立てください。

塗装は天然木商品の経年・寿命に大きく関係する大切なポイントです。
多くの選択肢があり、悩まれている方も多いと思います。天然木に施される塗装は大きく3タイプ。
今回はタイプ別にメリットやデメリットをお話していきます。

■造膜タイプ

造膜タイプは、木の表面に闘争の膜を作り、保護するタイプです。具体的には、ウレタン、ラッカー、ペンキなどの塗料の種類になります。

メリットは、木に汚れが染み込まない、普段の掃除がしやすい、他のタイプに比べてキズがつきにくい点です。
デメリットは、木の感触や風合いが無くなってしまう点と、キズがついた時に部分的な補修ができない事です。

日常のお掃除のしやすさを最優先する方は造膜タイプを選ばれる方が多いようです。

■含侵タイプ

含侵タイプとは、木の表面に塗膜を形成せず、木の中に染み込むタイプです。具体的には、自然オイル、染色ステインなどの塗料の種類になります。

メリットは、木の感触、風合いを生かした仕上がりで、部分補修が可能な点です。
デメリットは、キズや汚れが付きやすい点と、再塗装の周期が早い事です。

天然木の良さを最大限に生かしたい方は含侵タイプを選ばれる方が多いようです。お家でくつろぐ時に、木の感触・香りが感じられリラックス効果もあるのは魅力ですね。

>>「無垢フローリングのお手入れ(オイル塗装)」ついてはこちらをご覧ください。

■半造膜タイプ

半造膜タイプとは、木の特徴をなくさない程度の塗膜をつくるタイプです。具体的にはハードワックスなどの塗料の種類になります。

メリットは、造膜タイプと含侵タイプの中間タイプで、比較的メンテナンスが容易な点です。
デメリットは、綺麗に塗るのが少し難しい点と、木の表面に若干の塗膜を感じる事です。

木の良さも感じたいけれど、日頃のお手入れも楽にしたいという方は半造膜タイプを選ばれる方が多いようです。半造膜タイプは、造膜タイプと含侵タイプの良いとこどりとも言えますので、これからさらに普及してくるかもしれませんね。

それぞれの塗装タイプに一長一短があり、天然木を使う場所や使い方によって適正が変わります。そのため「これが一番いいですよ!」というのは難しいです。それぞれの塗料タイプの良さを最大限に活かす事に着目すれば、目的に応じて塗装タイプを選ぶことができます。
「木の種類選び」をじっくりされる方は多いかたと思いますが、「どの塗料を使うか」もとても大事です。長年にわたるお手入れや、木に触れた時の質感にも大きく影響ものですので、じっくりと選びたいですね。

>>その他「天然木」についてはこちらをご覧ください。

■天然木について ~塗装~のスポット写真

造膜タイプ
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含侵タイプ
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半造膜タイプ
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■大和屋株式会社 建材部

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作成日:2021/05/24 取材記者:大和屋株式会社建材部 ちいさんぽ