広域ジュニアバドミントンチーム Team Power Hitters Max | くまがやねっと情報局 | 熊谷のことならくまがやねっと

取材の様子

平成20年4月に広域ジュニアバドミントンチーム「パワーヒッターズ」として活動をはじめ、平成24年9月に広域ジュニアバドミントンチーム「Team Power Hitters Max」（伊佐山代表理事）として法人化しました。同法人では、ジュニア選手のレベルアップを目指し、練習会や大会等の活動をしています。

フットワークの練習をしています

設立当初は週3日の練習でしたが、子どもたちや保護者からの要望もあり、現在は月曜日以外の週6日で練習しています。主な練習場所は「埼玉県立熊谷工業高校」「東京成徳大学深谷高等学校」「埼玉県立熊谷特別支援学校」の体育館で、通常練習の他に県外への遠征も行っています。遠征を通し他チームと交流することで、多くの経験を積むことができます。また、練習試合は遠征ですればいいというコーチの考えから、試合形式の練習ではなく、基礎練習を重点的に行っています。

ローラーを使って基礎練習をしています

伊佐山さんの話と子どもたちの活動を見て驚いたことが２つありました。1つは子どもたちが真剣に練習していたことです。取材前は、楽しくわいわいした感じで練習していると思っていました。しかし、実際は各自で決まっている練習メニューを自主的にこなしていました。自分で意識して練習して欲しいという思いから、全体でそろっての練習でなく、各自の練習にしています。後から来た子どもは途中から参加せず、必ず練習メニューの最初から始めています。

親子で強打を打つ練習

もう１つはチームでの親子の関係を大切にしているということです。同法人では、伊佐山さんと一緒に親も指導者として練習に参加しています。親も参加することで子どもの練習を見守ることができます。これはとても良いことだと思いました。なぜなら,親は子どもの活動を見ることで安心できるし、子どもは親が応援してくれることでやる気を出すと思うからです。

子どもたちでラリー中

伊佐山さんから様々なことを聞けてとてもいい経験になりました。同法人の活動に親も巻き込むことで、親は子供がどれだけ努力しているのかを理解することができ、親子の円滑なコミュニケーションにもつながっていると思いました。ジュニアバトミントンチームのような親子の関係を大切にする活動が増えたらいいなと思いました。