特定非営利活動法人面会交流支援こどものおうち | くまがやねっと情報局 | 熊谷のことならくまがやねっと

面会交流支援こどものおうち（代表理事　堤靖子さん　笠間和彦さん）は、別居や離婚により、親と離れて暮らすことになった子どもが別居親と面会交流することを支援し、子どものよりよい人格形成を図ることを目的に活動しています。
当NPO法人は、埼玉県で初めて面会交流を支援する法人として、平成27年4月に設立され、これまで、多くの方々が利用されています。
子どもが一番の被害者と理解し、どうにかしたいと思って活動しているので、子どものことを一番に考えた支援を行っています。

面会当日は、子どもの体調には最大限の配慮をし、無理強いは絶対避けることや、離婚した元夫婦が絶対会わないようにするなど、二人のスタッフで対応するので、同居親も別居親も安心して支援を受けられます。
面会交流支援というものがあること、幼い子どもたちがどれだけ親のことを考えて葛藤しているかを初めて知りました。面会交流を繰り返す中で、親同士の理解が深まれば、今後、支援を通さなくても気軽に会えるようになる可能性もあり、親も子どもも共に成長できるので、面会交流支援を提供する団体が増えることを期待したいと思います。福祉を学ぶ立場としてこういう現実があることに気づかされること、考えさせられることが多い、貴重な時間でした。