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素敵な幼稚園保育園

地域 ~2020年迄掲載

社会福祉法人東雄福祉会 まごやま保育園

今回は埼玉県鴻巣市にある『まごやま保育園』のご紹介です。

■あそぼう自然のなかで

広々とした園庭

まごやま保育園は『あそぼう自然のなかで』という合言葉を掲げ、創立した昭和49年から園児と自然とのふれあいを大切にしてきました。
木登りをしたり、どろんこ遊びをしたり、昆虫採集をしたり、自然の中にはたくさんの『遊び』があります。それは季節によって変わるので、園児達を飽きさせることはありません。
まごやま保育園はJR鴻巣駅のすぐ近くにありながら広々とした園庭を持っています。
そこは樹齢200年を超える木々や園児達が育てている農園など自然に囲まれた環境です。


園児達は自然の中で遊びながら、日々新しいことを発見し挑戦をしています。その中で、友達への思いやりの心や動植物への優しさなどを身に付けているのです。

■食育

とても立派な農園

園庭にある農園は園児達が丹精込めて育ててきた無農薬の野菜たちです。
種蒔きから日々の水遣り、収穫まで園児達自身で行い、収穫後は落ち葉を集めて堆肥づくりをして次に備えます。保育園にいながら自然のサイクルを体験できるというのもまごやま保育園の魅力の1つです。
収穫した野菜はその場で食べることもあれば、調理実習でおいしく頂きます。
まごやま保育園の調理実習は少し違います。なんと2歳児から先生引率のもと包丁を使って行うのです。正しい使い方をちゃんと教えれば、2歳児でも問題なく使うことができるのですね。
また、自分達で作った食べものは格別です。例え嫌いな野菜が使われていても「おいしい!」と言って食べてしまいます。その姿を見て驚く保護者も少なくありません。汗水たらして育てた分、売られている野菜よりも思い入れが強いのでしょう。
自然の恵みの大切さや作ってくれる人への感謝の気持ちを少しずつ理解しているのではないでしょうか。

■どろんこ遊び

園児と先生が作った泥だんご

手のひらや足の裏は神経が集中している場所です。だからこそ、たくさんのものを触って感じてほしいという想いから始まった『どろんこ遊び』。園児達のお気に入りの遊びです。園庭の砂場や泥山を水浸しにして、文字通り『全身泥だらけ』になって遊びます。服を汚すことに抵抗がある園児も、最終的には目を輝かせながら泥だらけになっているというほど。それだけ泥には魅力があるのでしょう。
一説によれば、泥の感触はこどもの精神を安定させ、思いっきり遊ぶことでストレス発散になると言います。
年を重ねるごとに全身泥だらけになって遊ぶことは難しくなるものです。

感受性を育てる幼少期だからこそ、思いっきり遊んで、たくさんのことを感じてほしいですね。

近頃は家庭用ゲーム機で遊ぶこどもが多く、電車の中でもその光景をよく目の当りにします。数十年前に比べると外で遊ぶこどもの姿もずいぶんと少なくなりました。
自然の中で遊べることは、こども達にとって恵まれた環境だと感じます。色々なものに触って感じて、たくさんのことを学び、活発で元気な子になって欲しいですね。

■社会福祉法人東雄福祉会 まごやま保育園のスポット写真

ホール
園児が捕まえたカブトムシ

■社会福祉法人東雄福祉会 まごやま保育園

ホームページ 社会福祉法人東雄福祉会 まごやま保育園HP
協力 大和屋株式会社 ホームページはこちらからご覧ください。

作成日:2014/09/26 取材記者:おばらん