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素敵な幼稚園保育園

地域 ~2020年迄掲載

学校法人愛恒学園 認定こども園 さくら保育園

今回は、秩父市にある『さくら保育園』をご紹介します。
こちらの保育園は、さくら幼稚園を併設している『認定こども園』です。

■保育方針

あかるく(生活習慣を身につけ、明るく元気な心と体をもつ子ども)
なかよく(きまりを守り、友だちと協力して遊べる子ども)
すこやかに(生活やあそびの中で物事をしっかり見たり聞いたり考えたりする子ども)

さくら保育園は、46年を超える「さくら幼稚園」で培ってきた幼児教育を活かし、保育を行っています。

■明るく開放的な園舎

一面ガラス張りが特徴

高い天井と『全面強化ガラス張り』という特徴を持った園舎は、とても明るく開放的な印象です。「明るい園舎にしたかった」という関根理事長の想いが実現しました。
一般的にガラス張りというと「暑い」と感じるものですが、北側をガラス面にすることで、直射日光が入らないように配慮されています。そのため気温もそこまで上がらず、真夏でも快適に過ごすことができます。
また、「自然素材に多く触れてほしい」という想いから、埼玉県産の杉を多く取り入れました。フローリングや壁、天井など様々な所にこの杉を使っているので、どこにいても木のぬくもりが感じられます。階段裏などの鉄骨部分には木の板を張るという工夫がされ、どうしても鉄骨部分が見えてしまう部分には『桜』をイメージしたピンク色のペンキを塗りました。とても優しい雰囲気の室内です。

■保育園と幼稚園

認定こども園であるさくら保育園はさくら幼稚園と向かい合わせに建っています。
その二つの園舎をつなぐのが中央にある園庭です。
保育園と幼稚園が共同でこの園庭を使うので、お互いの園児達が一緒になって遊ぶ姿をよく目にします。
保育園というと、多くは1学年に1クラスという体系です。入園から卒園までほぼ同じメンバーで過ごすので、幼稚園の園児達と接する事はとても良い刺激となるようです。
年上の友達の言葉遣いを真似したり、年下の友達の世話をしたり、より多くの年齢層と接することで毎日たくさんのことを吸収しています。
それは、保護者からも「よく喋るようになった」などの声があるほど。
保育園と幼稚園の園児達がお互いに刺激し合って成長できる良い環境ですね。

■『朝活』

サーキット運動の様子

さくら保育園の朝は『サーキット運動』から始まります。園庭いっぱいに『うんてい』や『鉄棒』などの遊具を並べ、それぞれの年齢に応じた運動にチャレンジするというものです。
続いて保育室で『もじ・かずあそび』を行います。10分~15分程度、文字のカードや数字のポスターを使って音読をしたり教材に取り組んだりします。
ここで注目したいのが、園児達が皆「楽しく」行っているということ。
先生方は決して園児達に「厳しく」教えるようなことはしません。「こども達には楽しく勉強をしてほしい」という願いがあるからです。

幼少期から厳しく教え込もうとしてしまうと、成長するにつれてそれが嫌いになってしまうことも少なくありません。あくまで『遊び』の1つとして、楽しく運動や勉強に取り組んでいます。

この朝活そのものの所有時間は数十分です。ですが、毎日続けることでそれはとても大きな力となります。さくら保育園の園児達も、「運動神経が発達してきた」「文字が読めるようになった」など、少しずつではありますが、確実に成長をしています。
『継続は力なり』『塵も積もれば山となる』ということわざに当てはまるようですね。
続けることの大切さを幼い頃から教えているさくら保育園です。

■学校法人愛恒学園 認定こども園 さくら保育園のスポット写真

階段裏にも板を張り、鉄骨部分はピンク色に塗装
高い天井の保育室
もじ・かずあそびの風景

■学校法人愛恒学園 認定こども園 さくら保育園の詳細情報

ホームページ 学校法人愛恒学園 認定こども園 さくら保育園ホームページ
協力 大和屋株式会社 ホームページはこちらからご覧ください。

作成日:2014/09/16 取材記者:おばらん