学校法人上尾田中学園　みやした幼稚園 | くまがやねっと情報局 | 熊谷のことならくまがやねっと

みやした幼稚園では「一人一人を自由に、型にはめない」「皆違って皆良い」をモットーに、「六つの信条」を掲げ園児の教育を行っています。
＜六つの信条＞
１．知育、徳育、体育の調和発達の教育　
２．美を愛する豊かな心情を育てる教育　
３．地域社会を愛する教育
４．創造性を育てる教育
５．和と協力の精神を養う教育
６．安全教育の実践

特に力を入れて取り組んでいる『リトミック』。
園児達が好きな楽器を使い、楽しく音楽と触れ合っています。
もちろん、ただ自由に演奏しているわけではありません。週１回、外部講師から楽器の使い方や歌い方の指導を受け、正しい使い方を身に付けています。
幼少期はとても繊細な時期です。この時に押し付けるような指導をしてしまうと、そのもの自体が嫌いになりかねません。
そのようなことが起きないよう細心の注意を払い、あくまで「楽しく」園児達が自分から行動を起こすように心がけています。

各教室の壁には園児が作成した多くの作品が飾られ、造形活動にも力を入れていることが伺えます。どの園児の作品も似たようなものはなく、それぞれ特徴があり、個性的です。
園児達が造形活動を行う際、先生は具体的なことまで説明をしないのだと言います。
例えば、人の顔を描く時は「人の顔には目が２つ、鼻が１つ、口が１つ」というように、人の顔についておおまかな説明をしますが、「口や目の描き方」など具体的な描き方までは教えません。そのため、園児一人一人が思い思いに描いていくので、目の描き方ひとつとっても多種多様です。それがとてもいい味を出しています。
園児達が型にとらわれず自由に造形活動ができる一工夫です。
造形作品からも『皆違って皆良い』というモットーが感じられますね。

園児１人１人との関わりを大切にしているみやした幼稚園。
悪いことをした時は、「なぜそのようなことをしたのか」「どうしたら良かったのか」などを先生と園児１対１で話し合います。他の解決策を園児に考えさせることで、似たような事が起きても同じことの繰り返しにならないよう努めているのです。
リトミックや造形活動など、「こうしなさい」と大人が頭から決めつけるのではなく、園児自身に決めさせる、考えさせることでたくさんの可能性を見つけることができます。
「１人１人を自由に、型にはめない」というモットーが至るところで感じられるみやした幼稚園でした。