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素敵な幼稚園保育園

地域 ~2020年迄掲載

学校法人栗原学園やまた幼稚園

今回は神奈川県横浜市にある『学校法人栗原学園やまた幼稚園』をご紹介します。
市営地下鉄『東山田』駅より徒歩1分圏内にあります。
芝生に覆われた広い園庭が特徴の幼稚園です。

■卒園までに培う幼児像

・のびのび遊ぶ元気な子
・自分で考え行動する子
・自然や動植物に親しみを持つ子

■『遊び』は『学びの場』

外で元気に走りまわる園児の姿が印象的です。遊具で遊んだり、世話をしている動物にエサをあげたり、園児が自然の中でのびのびと元気に生活をしている様子が分かります。『遊びは学びの場』と言う通り、園児達にとって遊びはとても重要なものです。
例えば泥だんごづくり。自分の思い描く形にするために、園児は真剣に泥だんごを作ります。水をかけてみたり、砂をかけてみたり、どうしたら理想の形になるのかを熱心に研究しているのです。失敗した時は別の方法を考え、成功したら更に上を目指します。この繰り返しが『探求心』を育てるのです。
また、友達と遊ぶことも大切です。幼稚園に行けばたくさんの友達がいます。1人ではできなかったことが友達と一緒ならできるようになり、自分でも気が付かなかった良さを友達が教えてくれます。相手の気持ちを考えること、自分の感情をコントロールすることは友達と接することで育つものです。そういった『社会性』も遊びの中で身に付けています。その他にも、園児達が今後の人生で必要となる力を『遊び』を通して学んでいるのです。

■自然との関わり

日常の中で動植物とのふれあう機会が多いのも特徴の一つです。園庭の一角には田んぼや畑があり、お米や野菜作りを体験することで、どのように食べ物が出来るのかを知ることができます。実際に「お米を作るのってこんなに大変なんだね!」と驚く園児もいたというほど。どれだけ手間暇をかけてできるのかを知ることで、食べものに対しての感謝の気持ちが生まれますね。
また、学年ごとに世話をしているヤギや水鳥などの動物達もいます。卵を産んだ水鳥を観察したり、小屋の掃除をしたりして普段から動物達に接しています。仲良しのヤギが亡くなった時は園児達が自発的にお別れの手紙を書き、お別れ会を開くこともありました。動物に対する園児達の優しい思いやりが感じられます。園児達は、植物や動物とのふれあいを通して命の大切さを学び、『心』を育てているのです。

■今後の夢

「園児主体の幼稚園」にしたいという栗原園長。「明日は先生がどんなことをするんだろう?」ではなく「明日はどんなことをしよう?」と園児自身がやることを考えてわくわくするような幼稚園にしたいのだそうです。それに向けて、園児の「やりたい!」に応えられるように先生方の研修を行っています。園児が自分で「やりたい」と思ったことができるようになると、それは自信になります。先生はあくまで補助の役割に徹し、園児自身が自分で達成できるようにしているのです。「頑張れば達成できる」という努力を惜しまない姿勢が身に付きそうですね。

広い園舎や畑、遊具など施設が充実しているやまた幼稚園ですが、それらを通して園児の『心』を育てたいと考えています。自分で考え行動し、夢を実現するという力は将来必要になるものだと思います。幼い頃からその力を育てることは大切です。夢や希望を持って、将来に向かって成長してほしいですね。

■学校法人栗原学園やまた幼稚園のスポット写真

アスレチック
おしゃれな園児用トイレ
園児達が育てている野菜
動物小屋の掃除をする園児

■学校法人栗原学園やまた幼稚園

幼稚園名 学校法人栗原学園やまた幼稚園
住所 神奈川県横浜市都筑区東山田町351‐1
電話番号 045ー592ー4850
ホームページ 学校法人栗原学園やまた幼稚園 ホームページはこちらからご覧ください。
協力 大和屋株式会社 ホームページはこちらからご覧ください。

作成日:2015/04/08 取材記者:服部