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子ども達が楽しみにしている、あぜ道マラソン
園の近くにある古宮神社で農繁期に季節保育所として子供を預かっていました。その後、今グランドとして使っているところに園舎を建て、平成15年に現在の場所に移転しました。昭和53年に認可保育園となり今年39年目を迎えたほしのみや保育園。季節保育所の頃から、神社の年中行事を通して地域・住民との交流を深めてきました。
保育園の2階に地域子育て支援拠点『ほしのこひろば』があります。子育てをしているお父さん・お母さん、お子さん達の交流のお手伝いをする場です。子育てへの不安や悩み、子どもの成長を見たり聞いたり参考になることがたくさんあります。詳細については電話にてお問合せください。048-524-9876(ほしのみや保育園)
現在の園舎は木造です。園舎内にも木が多く使われており落ち着きます。茂木孝子園長先生は木の床にした理由を「体力づくりに役立つ雑巾がけをさせたかったから」と話してくれました。日々の生活の中で知らず知らずのうちに、足腰が鍛えられます。その他、あぜ道マラソンを実施しています。園の前に広がる稲作地帯を走るマラソンをあぜ道マラソンと呼んでいます。あぜ道なので車は入って来れず、安全が確保されている中を走れます。今の子どもたちは平らな道しか歩いておらず転びやすいそうです。砂利道や起伏、雑草でもこもこしている道を走ることで体幹も鍛えられます。
水・太陽・大地の恵みを感じられる環境にあり環境教育にも取り組んでいます。最近では太陽光発電システムを設置しました。平成29年2月から工事が始まり同年3月11日に竣工式を開催。今後は、太陽光発電システムを設置したことにより、地域の人々と共に環境教育に取り組んでいきます。
※太陽光発電システム・・・資金は寄付金、埼玉県からの補助金、保育園の負担金でまかなわれています。
「人とのふれあいの中で育ってほしい、小さい時に触れ合うものが子どもの基礎になる」と考えているほしのみや保育園。保育園の隣には『ほしのみやデイサービスセンター』があり、そこに通う方々との交流を図り大家族のような温かい人とのふれあいを大切にしています。他、地域住民と交流を増やす活動をしています。特に力を入れているのが伝承行事です。まこも馬つくり、繭玉つくり、わら鉄砲つくり、十五夜・十三夜飾り作り、豆まき(節分)等を行っています。
「まずは健康に育ってほしいです。それから、多くのことを体験をしてもらいたい。ほしのみや保育園は自然豊かな環境の中にあります。田植えから収穫までを経験し、自分達で育てたものを調理し食べる。一連の流れの中で自然の恵みに感謝する心を育む食育、健康な生活の基本として、食を営む力を育むことが大切だと考えています。 また、自然の恵みをいただいた食材や調理する人への感謝の気持ちを育みたいと思います。ほしのみや保育園に通っている間に様々なことを経験してもらい、豊かな人間性を育んでほしいと思っています。」と茂木治男理事長は今後について話してくれました。
園名 | 社会福祉法人 古宮会 ほしのみや保育園 |
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住所 | 埼玉県熊谷市池上576-1 |
電話番号 | 048-524-9876 |
ホームページ | 社会福祉法人 古宮会 ほしのみや保育園のホームページはこちらからどうぞ |
取材 | 大和屋株式会社 |
作成日:2017/02/23 取材記者:みいちゃん