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素敵な幼稚園保育園

地域 ~2020年迄掲載

社会福祉法人こざくら福祉会 こざくら保育園

こざくら保育園 外観

■子供の成長に応じて

埼玉県本庄市にあるこざくら保育園。2017年6月現在237名のこども達が通園しています。こちらの園では1、2歳児は4~10月生まれと11月~3月生まれの半学年生を採用しており、0~2歳児までは5学年編成になっています。3歳に到達する頃までのこども達は個々の発達に差が生じやすくよりきめ細かく関わることがとても大切です。また、こども達にとっても過ごしやすい環境も整っていました。

■連動した保育

保育園にいる0歳~5歳までのこども達は年齢ごとに目指す保育があります。2歳であれば、着替える、食べる、片付ける等の基本的生活習慣の自立、3歳はかばんを自分で背負ったり、自分のはさみを片付けたりという自己管理能力。4、5歳は集団で生活することを身につける等など。
もう少し詳しく説明させていただくと、例えば、「ぬりえであれば、最初はぬるだけだけど徐々に端までぬるようになり、手首の使い方ができるようになってきたら、迷路をかき、曲線をかく。そうするとひらがなの「し」「の」をかけるようになる。」という説明をしていただきました。「ぬりえ、お絵かき、着替えなどすべてのことに意味がある」と根岸園長先生は話します。保育に組み込まれている一つ一つが連動し、その年で習得するべき目標へのプロセスができているということを実感しました。

取材日に拝見した年中、年長クラスでは鍵盤ハーモニカ演奏とひらがなの練習をしていました。こども達は集中して取組んでおり、また園庭では思い切り遊ぶ。『静』と『動』の切り替えがしっかり出来ていると感じました。

■やる気を刺激する体育活動

毎月1回、専任講師を招いて保育園独自のトータルカリキュラムに基づいて『音体教育』を実施しています。リズム感覚遊び、音楽鑑賞、歌唱、鼓笛隊などを通してリズム感と豊かな感性を養う『音』と、アスレチック遊び、表現遊び、長縄、鉄棒、マット運動、跳び箱など、体育教育を現す『体』。
それぞれを通して、運動能力と共に、生活適応能力、安全に対する本能を磨く教育へとつながります。

特に体育教育では、こども達のやる気を刺激するため、目標設定において、保育士が工夫を施しています。少し頑張れば達成できる目標をたてることにより、こども達がより多くの『達成感・充実感』を体験できるように導きます。
1年に1度発表会があり、発表が終わった後は、ひとまわりもふたまわりも成長したこども達の姿がみられます。

■社会福祉法人こざくら福祉会 こざくら保育園のスポット写真

2階からみた園庭。こどもが喜びそうな遊具が揃っています。
卒園製作。ペンネや画鋲等で一つの絵を作り上げていました。
貝殻(写真左)やペットボトルのふた(写真右)
保護者と保育士で共有する引き出し。
園庭で元気一杯に遊ぶこども達。

■社会福祉法人こざくら福祉会 こざくら保育園の詳細情報

園名 社会福祉法人こざくら福祉会 こざくら保育園
住所 埼玉県本庄市栄3-6-34(本庄南小学校北隣)
電話番号 0495-22-5812
ホームページ http://www.kosodate-web.com/kozakura/01/index.html
取材 大和屋株式会社

作成日:2017/07/11 取材記者:cobara