江戸時代には中山道の宿場町のひとつとして栄えた歴史があります。人口は約19万5千人と、県内第9位ですが、農業産出額県内第2位、商品販売額県内第3位、製造品出荷額県内第4位で、埼玉県北部地区における経済上の一大拠点でもあります。
1990年代から夏の気温の高さが全国的に注目されたことを逆手にとり『あついぞ! 熊谷 熊谷新時代まちづくり事業』を展開しています。
また、日本さくらの名所100選に選ばれた、熊谷桜堤で行われる「熊谷桜まつり」や関東一の祇園と称される「熊谷うちわ祭」、荒川河川敷で開催される打ち上げ数約1万発の「熊谷花火大会」、熊谷ラグビー場で開催される開催される全校高等学校選抜ラグビーフットボール大会など、全国的に有名な各種イベントがたくさんあります。
他にも「ニャオざね」「えんむちゃん」といった地元ゆるキャラを用いたイベントも多く行われ、人々の賑わいを見せています。
2005年10月1日に旧熊谷市、大里郡妻沼町、大里郡大里町が合併。2007年2月13日に熊谷市と江南町が合併し、合併後の面積は159.82平方キロメートルになりました。全体的に平坦な地形で、市街地南側には荒川、北側(群馬県境)には利根川が流れています。
東京都心から50km~70km圏に位置しています。JR高崎線と上越・北陸新幹線が通り、新幹線を利用すれば東京駅まで37分程。東北道・関越道のインターチェンジへも30分程度でアクセスも良く、住みやすい街です。
熊谷市の気候は、夏は蒸し暑く、冬は乾燥して寒く、寒暖差が大きいのが特徴です。
夏にはフェーン現象の影響もあり、近年では、35℃を超える猛暑日も珍しくありません。
2018年7月23日には、熊谷地方気象台の観測で41.1℃の最高気温が観測されました。
また、冬には北西の季節風「赤城おろし」の冷たく乾燥した強風が吹き、冷え込みます。
193,132人。
内訳は、男性96,619人、女性96,513人。
(令和5年1月1日現在参照:熊谷市HP)
永治元年(1141)に生まれ。武士として活躍し、一の谷の合戦では、平敦盛(たいらのあつもり)の首をとりました。後に法然上人の弟子なり、「蓮生法師」と名のりました。現在の熊谷寺が、熊谷次郎直実のゆかりの寺となっています。
熊谷出身の作家。昭和44(1969)年の「高層の死角」で江戸川乱歩賞を受賞。昭和47(1972)年には、「腐蝕の構造」が、日本推理作家協会賞を受賞。
日本女医第一号。1851(嘉永4)年に現在の熊谷市妻沼(当時、武蔵国幡羅郡俵瀬村)に誕生しました。35歳の時(1885年)、医術開業試験に合格し女医第一号となり、本郷湯島に開業しました。医療の分野だけでなく、宗教や女性活動でも活動し、1913(大正2)年6月23日に生涯を終えました。
・荻野吟子記念館
熊谷市の花は、「さくら」です。
江戸時代から有名なさくらの名所として知られ、荒川土手沿いには、約5,000本のソメイヨシノが植えられ、平成2(1990)年には、「さくら名所100選」に選ばれました。
・熊谷近隣 お花見スポット(熊谷市街地編)
・熊谷近隣 お花見スポット(熊谷市郊外編)
熊谷市の木は、「けやき」です。
市役所通りや妻沼聖天様など市内の色々な所で見られます。
型紙を使い(または手描きで)美しい模様を染め出す模様染の一種です。美しい色を使って、自由な模様を染め出す友禅染の仲間です。
・埼玉伝統工芸士 大久保伯男さん
・熊谷染展の様子
草加煎餅、川越の芋菓子とともに、埼玉三大銘菓の一つといわれる五家宝は「五穀は家の宝である」という祈りを込めてつけられました。自然食品として注目されています。
細長い形が特徴で、いなり3個にのり巻きが付くスタイルが共通です。妻沼では老舗3店舗と道の駅めぬまで販売されており、店ごとに味付け、盛り付けが違います。
・お店の紹介はこちら
毎年1月6日、熊谷鳶組合の皆さんによるはしご乗りの妙技が披露されます。6m50㎝の梯子の上の華麗なる技を高城神社を始めとする市内各所で見ることができます。
・出初式の様子はこちらからどうぞ。
毎年2月7日に星川で開催されます。江戸時代に熊谷宿の繁栄を願って始められたといわれ、星川の流れを背にして、数多くのだるま店が並びます。
飛行回数、滑空時間共に日本一を誇る妻沼グライダー滑空場で、3月に開催されるグライダーの祭典です。グライダー体験搭乗会、模型グライダー作り講座などのイベントも盛りだくさん。
全国から選抜された48チームが熱い戦いを繰り広げる女子高校サッカー大会です。平成7年に第1回大会が妻沼町で開催されました。
毎年3月下旬~4月上旬に桜堤(荒川土手沿い)で開催されます。夜になると、ボンボリに火がともされ、夜桜を楽しむ人々で賑わいます。
年2回、春(4月18・19日)と秋(10月18・19日)に執行され、多くの参拝者で賑わいます。
毎年6月30日に、高城神社で執行されます。参道の一の鳥居に設置される、直径4mほどもある大きな「茅の輪」をくぐり、身を浄め、災厄から逃れる行事です。
関東一の祇園と称され、7月20日から22日までの3日間、市内を勇壮絢爛な山車・屋台が練り歩きます。毎年約70万人もの人が訪れます。
・7月20日 みどころ
・7月21日 みどころ
・7月22日 みどころ
関東三大あばれ神輿のひとつに数えられるお祭り。行列の途中神輿が利根川に入ってもみ合う様は圧巻です。7月下旬に開催されます。
毎年8月の第2土曜日に、荒川河川敷で開催され、約1万発の花火が打ち上げられます。熊谷の夏の風物詩です。
毎年8月16日に、空襲で犠牲になった人々の霊を慰めるために市内を流れる星川で行われています。
毎年12月8日に高城神社で行われ、境内に縁起物の熊手や、太神宮のお宮などを売る店が並びます。
・酉の市の様子はこちらからどうぞ。