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特定非営利活動法人 Bloomは
令和2年(2020)5月13日をもって解散しました。
特定非営利活動法人「Bloom」(代表理事・橋本 正則)は、障がい者や高齢者などの活動支援のため、地域、企業、福祉や行政の相互理解を促進させ、結び付ける「橋渡し的存在」となることを目的に、主に熊谷と本庄で活動しています。
当法人は、福祉の現場で働く方や障害・難病を持つ方が集まり平成27年4月に立ち上がった法人です。代表理事である橋本さん自身も二つの難病を抱えています。
この活動を始めたきっかけは、福祉作業所には、様々な問題を抱えている所が多い現状を知ったからです。希望があった作業所に、これまでの福祉現場での経験を活かして相談にのり、労働条件が改善できるよう作業の見直し、助言をしています。
企業とのマッチングは、「人と人との繋がり」によって出来ています。活動メンバーの人脈から繋がり、企業と連携していきます。そして、付加価値を上げ、「障がい者が作ったから買ってください」ではなく、商品価値で選んで買ってもらうことを目指します。
現在はオリーブの植樹にも取り組んでおり、将来的には実を採ったり雑草を刈るなどの作業から、障がい者の雇用を生み出すことを目標としています。
Bloomは、経験こそ最大の武器と考えています。確かな経験に基づき、福祉・地域・企業・行政がもつ知識をより実効性のある行動に変えて、福祉の新たな時代を開花させること。社会的弱者および福祉関係団体への活動を支援し、個々の可能性を開花させ、社会福祉全体の増進を図ること。この大きな二つの開花を目指しています。
「障がいや難病があっても意欲があれば働くことが出来る、ということを活動を通して伝えたい。」と橋本さんは語っていました。橋本さん自身が難病を抱えているからこそ、同じ立場の人の「働きたいのに働けない」という気持ちを理解することが出来るのだと思いました。
障がいや難病を持っていても関係ない、やりたいことをやる。そんな暮らしを全ての人ができる近道を、「Bloom」は作っていくのではないでしょうか。
所在地 | 〒369-1246 埼玉県深谷市小前田163番地2 |
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電話番号 | 090-8040-5763 |
取材日 | 2016年12月14日(水) |
担当 | 立正大学 社会福祉学部1年 永井 千紘 立正大学 社会福祉学部1年 宮川 志保 くまがや館 なべさん 北部地域振興センター 担当 N |
作成日:2017/01/25 取材記者:hokubunpo