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くまがやねっと > くまがやねっと情報局 > 連載中 > 熊谷市文化財日記アネックス > 寺内廃寺の遺物整理から-4 「千年の和釘-1」
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― 千年の和釘 ―とは薬師寺の再建に使われた和釘を復元製作した鉄工匠の感嘆と
自負の言葉です 白鷹幸伯1997『鉄千年のいのち』草思社
寺内廃寺からは大量の釘が出土しているので、その概要を紹介します。
「乳金物」は釘頭部の直径は6㎝程もある釘で平鋲頭または笠状頭とも呼べる大型の釘(下図)です。この釘は3点あり、講堂跡背面中央付近から近接して発見されました。形状や出土状況から扉の飾釘と推定され、現在の寺院門扉にみる乳金物(写真)と同様の品と思われます。写真は肥塚成就院の門扉の例です。
住所 | 熊谷市千代329番地 |
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開館時間 | 午前9時~午後5時 |
休館日 | 土曜日・日曜日・祝日・年末年始 |
お問い合わせ | 048-536-5062(熊谷市立江南文化財センター) |
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作成日:2024/09/17 取材記者:江南文化財センター