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ホームページをリニューアルしました!

ホームページをリニューアルしました。

2022年1月、NPO法人 くまがやピンクリボンの会のホームページをリニューアルしました。

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■行政ができる相談所

2022年1月16日のサバイバー茶話会(がん患者だけの集まり)にがん専門の理学療法士・富田彩香さが来て下り、行列のできる相談所となりました(笑)
抗がん剤副作用での関節痛、手足のしびれ、腰痛、骨転移の痛みなどなどを相談。すぐできる簡単な対処方法などを助言下さいました!
また、美容ジャーナリスト多賀子さまからのお年玉プレゼントは大好評でした。(写真掲載は了解を頂いています)

■生命の授業

井出徹先生によるプチセミナー

熊谷市立吉岡中学校(1月14日)
2022年1校目は吉岡中学校1年生&保護者を対象に50分間授業と乳がんプチセミナーを開催。同校は弊会運営委員の井出徹先生が昨年3月まで校長を務められていて、前立腺がん体験談を話しました。
生徒代表は、「これまでがんについて考えたことがなかったけれど、がん体験者の皆さんの生き方や考え方に感動しました。当たり前の毎日を大切にしていきたい」と、真っ直ぐに向けた目が印象的でした。
川上校長先生の前任地区ではがん教育をやっていなかったとのことでひどく共感くださいました。
                      甲状腺がんサバイバーのBさんも参観に来てくださいました。

校長室からオンライン配信

熊谷市立奈良中学校(1月24日)
中谷校長先生は教育委員会時代から弊会が大変お世話になっていました。コロナ禍での授業は校長室からオンラインで実現。保護者参観は取り止めとなりましたが、授業ができたことに感謝しかありません。1年生2クラスの生徒さんは画面越しでも元気溌剌!素晴らしい集中力で聴いてくださいました。
同校は政治家であり文芸評論家の石坂養平氏のおひざ元。校歌作詞はもちろん、「世界を小とせよ」の自筆の書が校長室に掲げられ、中谷校長先生の素晴らしい言葉と書にスタッフ一同、感激しました。

上尾市立大石南中学校(1月24日)
元熊谷市教育委員会にいらした大澤校長先生とのご縁から授業が実現しました。
同校は毎年1月17日を「命の日」と定め40年。体育の授業中、急逝された生徒さんを悼み、全校集会を開いているそうです。
授業後、女子生徒会長は「がんについてよく考えることができました。佐高さんの体験談では家族の支えと協力の大切さがよくわかりました。私も日ごろから家族に感謝していきたい。大崎さんの娘りえちゃんの話は悲しいけれどとても素敵で感動しました。様々ながんや思いがあり、知らないことが多く貴重な
                      話を聞けました」と感想を述べて下さいました。
                      大事な大事な一期一会でした。

熊谷市立大麻生中(2月16日)
オミクロン株のため保護者参観は中止になりましたが、体育館で対面式で実施しました。
生憎、管理職先生方は出張でしたが教育委員会から久保先生が駆け付けて下さいました。
授業後、代表女子生徒は、「がんを患っただけなのに結婚や妊娠への差別や偏見など悲惨なサバイバー差別があること。男性も乳がんになること。いつも相手の立場になり考えること。そして、家族と一緒にがんについて考えたいと思いました!この限りある命を精一杯輝かせたい」と話して下さいました。
スタッフ一同、感動しました。

熊谷市立江南中学校(2月16日)
残念ながら新型コロナウイルス感染防止のため今月は3校で授業が中止となり、同校が今年度最期の授業となりました。
養護教諭の大石先生が手作りしたピンクリボンを小島直樹校長先生始め先生方が胸に着けて下さっていました。チームズを使ったオンラインで各教室へ配信。途中のハプニングもイケメン先生が速攻で対処。がんクイズではノリの良い保健委員が笑い転げ、乳がんモデル「イプ」の硬さに驚き、小児がん利枝ちゃんのお話に涙し、無事に50分間を終えました。準備、司会進行、後片付けまで保健委員さんが大活躍でした!
「帰宅したら、家族に検診に行ってるか確認します。そして、検診に行くように両親や祖父母にも伝えます」と力強くまっすぐな瞳を向けて下さいました。

■研修会・セミナー・企業交流

【がん教育研修会】
2月3日の夜にオンラインで開催された埼玉県保健体育課、疾病対策課主催の研修会に弊会運営委員5人出席しました。
埼玉医科大学儀賀先生、NPO法人がんサポートかごしま「あやもん」こと三好綾理事長のお話しに、身の引き締まる思いと新たなるデュエット(ドクターとサバイバーのコラボ)への希望も見えました。
県の咲間先生、高村さま、皆様、有意義な時間をありがとうございました!

【埼玉県立大学@Zoomセミナー】
埼玉県立大学の地域包括ケア推進セミナーで「サバイバーが話すがん教育」についてお話をさせて頂きました。
参加されたのは行政、大学関係者、理学療法士や子ども食堂実践者など多様な地域課題に取り組まれている皆さまでした。
丸8年の実践では、子どもたちの感想から家庭環境を読み取り、対応が必要な児童生徒を救いあげることにも繋がっていると話しました。
例えばアンケートに、今日の話を家族に伝える、という項目に4段階で回答するのですが、伝えない、に○をつけた子どもに対し、なぜ伝えないと答えたのか、家庭環境になにか伝えられない理由、関心を持てない理由、不安や心配事があるのではないか、と考え学校側はフォローアップして下さいます。
がん教育は、がんを正しく知ることはもちろん、いのちの大切さ「いじめ防止や自殺防止」にも繋がっています。

熊谷市市民活動支援センター
ピンクリボンオフィス前で。

【メディコン様と面談】
同社は、「新しい医療、診断、患者ケアの向上を通じて、明日の医療を、あらゆる人々に」実践する医療技術のグローバル企業」(企業紹介より)です。
日本乳癌学会で偶然メディコンの庄司様とご縁を頂き、弊会、本庄美里支部長の根岸友香をはじめとした交流が続いています。根岸は抗がん剤治療のため「CVポート」を埋め込んで5年になります。
CVポートとは、中心静脈カテーテルの一種で皮膚の下に埋め込んで薬剤を投与するために使用するもの。点滴が楽になり両手もフリー。血管が見つからない、血管が細い、血管がもろい、血管痛があるなどの看護師さん泣かせが無くなります。
ですが、まだまだポートを初期段階から知る患者さんは多くはありません。もっと知って頂けたらと思います。

■ホームページをリニューアルしました!のスポット写真

乳がんモデル「イプ」
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■ホームページをリニューアルしました!の詳細情報

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作成日:2022/03/18 取材記者:NPO法人くまがやピンクリボンの会