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くまがや人の旅日記

~2016年迄掲載 趣味

チベット仏画師 飯野博昭 旅日記

7月からタイ~ネパールを旅行中の飯野博昭さんが、
旅先の出来事を絵はがきにのせて皆さんにお伝えします。

皆さま、こんにちは。お変わりありませんか?
9月9日にバンコクへ戻って来ました。ネパールでの滞在は30日間。短い間でしたが曼荼羅をひとつ教わり、8日ほどかけて下絵を描く事ができました。帰国後の励みとなります。

カトマンドゥでは日々集中し、充実した時間を過ごしました。時には師匠とチベット仏教の聖地に詣で、チベット語の先生の元を訪ねて再会を喜び合い、25人程のスシ詰め乗り合いハイエースで、雨でドロドロガタガタ道を激しく揺られつつ町に出て、出たら出たで激増した車やバイクの巻き上げる埃にまみれ(笑)。日没前のヒマラヤ山脈の作り出す信じ難い美しさと神々しさに酔いしれたり。
前回アドンタール村で行った、小学生の子ども達に絵を教える活動は、他の村のでも継続してやってゆこうとゆうことになりました。
ひたすらに濃い時間を過ごしていた疲れが溜ったのか、バンコクに戻った直後より高熱を発し、大分、快方ではあるものの現在、解毒進行中です。これで3度目(笑)

10月6日の帰国までいま暫く。カトマンドゥで得た耐力と盗難アジアのゆるさを糧に、もう少し旅を続けます。
帰国後の再開を楽しみにしております。それではまた。感謝をこめて。

【2016年9月12日 BongKokにて】

■飯野博昭さんプロフィール

1970年、埼玉県熊谷市生まれ。
1995年~2000年にかけてアジア・中東・欧州放浪の後、カトマンドゥに渡り、チベット人タンカ絵師カルマ・トゥプテンに師事。カトマンドゥ、北インドのダラムサラ、日本にて制作活動を行う。
2008年より日本に拠点を移し、不定期で個展を開催。タンカの技法を用いた植物画のワークショップを行うなど、活動の幅を広げています。

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作成日:2016/09/27 取材記者:飯野博昭