社会福祉法人つくし会　つくし保育園 | くまがやねっと情報局 | 熊谷のことならくまがやねっと

屋上から見た園庭

つくし保育園の保育目標は
•心身共に健康な明るい子
•たくましくねばり強い子
•情操豊かな思いやりのある子　を掲げており、つくし保育園は、社会に適応できる子どもを育成することを目的としています。こちらの園は、2012年6月に移転し改築しました。建てるときに設計段階から園に携わる保育士、給食士の方々も加わり話し合いが進められました。建物が完成してから、「皆でつくった園」との思いを共通して持つことができたそうです。

広いホール

今回の園を建てる時に、以前の園からの想いを織り交ぜて設計しました。

１、トイレ
トイレが少なくて子ども達に我慢させるのが嫌だったとのことで、トイレの数を多くしました。

２、雨の日の子どもの遊び場
雨の日、子どもがストレスを溜めないように、2階に広いホールを造りました。

３、保護者との関係作り
以前の園は構造上、子どもの受け入れをテラスでしていましたが、今は、保育室を通った先で受け入れをしています。また、1日の出来事を書いたボードも保育室にあがらないと見られないようになっています。そうすることで、普段の保育園の雰囲気を親御さんに知ってもらい、コミュニケーションもとれ関係性の向上につなげています。

保護者向けの1日の報告板。

加賀谷理事長は「時間がある限り、保護者の方と話してね。」と保育士に話しています。どうしてもの理由がある場合を除き、なるべく保育士の人には保護者の方と話すようにしてもらっているそうです。普段から話をしていたり、ちょっと思ったときにお互いが話していればより深い信頼が築けるという考えのもと、行われています。
食育にも取り組んでおり、年齢にあわせたクッキング保育を積極的に行っています。給食室は広く、廊下から給食をつくる様子が見えるので、子どもたちも興味津々です。また、3,4,5歳はバイキングを行っており、食事の楽しさを知るきっかけ作りを
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　しています。

今後について加賀谷理事長に伺いました。
「現場の保育士と子ども達と保護者の皆さんが『顔』となって、一緒に作り上げていく保育園になってほしいですね。私は保育士や子ども達、保護者が作る保育園の為の、環境整備などどちらかといえば裏方となっていきたいと考えています。そして、誰かが『楽しいだけ』でなく、『苦しいだけ』でなく、保育士たちが心から取り組みたいと思う保育を一生懸命やって、子ども達と一緒に笑い、怒り、泣き、みんなが『顔』となる保育園になれば良いなと思います」