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熊谷人物伝

歴史 地域

第168回 熊谷うちわ祭大総代 田代充雄さん

今回ご紹介するのは
熊谷うちわ祭 平成30年年番町銀座区 大総代 田代充雄(たしろ みつお)さんです。

■プロフィール

1949年 熊谷市に生まれる。
     熊谷東小学校、富士見中学校、埼玉県立熊谷高校卒業、早稲田大学卒業
1974年 勝田経理事務所 入所
1976年 本島公認会計士共同監査事務所 入所
1981年 ㈱田代マネジメントサービス設立 代表取締役 就任
1995年 明光監査法人設立 代表社員 就任

■継 熊谷人の心と誇り

記念品の扇子には、8年前に栗原行平前宮司から
いただいた句が使われています。

「熊谷うちわ祭は、八坂神社の祭礼であり、京都八坂神社の『祇園祭』の流れを受け江戸中期(1750年頃)より始まったとされております。
熊谷うちわ祭の3日間は、厳粛に執り行われる神輿渡御及び神輿還御、行宮での神事、勇壮な山車・屋台の巡行等があります。一番の見どころは全町の山車・屋台が集結して行う『曳き合わせ叩き合い』。鉦と太鼓を打ち鳴らす様、迫力ある大音響と圧巻の眺めには魂が揺すぶられ、広場は興奮のるつぼと化します。その場に居る人々だけが味わえる感動の時間です。
全町の山車・屋台が集結する『曳き合わせ叩き合い』は、毎日行われますが、多くの皆様にご覧いただけるように万全の安全対策を心掛けて参ります。

熊谷うちわ祭は、熊谷市の誇りです。熊谷人の心の絆を、世代を超え、時代を超えた繋がりを通して深いものとし継いでいきたい。熊谷うちわ祭は熊谷の誇りを共有する場なのです。
熊谷うちわ祭関係者一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。」(田代充雄さん)

■受け継がれる町衆の心意気

22日夜 年番送り会場の様子
写真提供:田代様

田代大総代のお父様も、銀座区で長年祭に関わった『祭人』で、1970年から24年間、銀座区の会計総代を務め、3回の年番を経験した方です。田代大総代は、10年程前から祭に関わり始めたとの事でしたが、お父様とのうちわ祭の思い出をお聞きしたところ、意外にも祭の話を直接したことは殆どないとのことでした。お父様のことや祭のことは、銀座区の方や祭関係者から、うちわ祭を通して伝え聞いたそうです。
銀座区に限らず、熊谷うちわ祭は先人からの教えを、伝え学ぶことのできる伝統的な行事として、世代を超え、時代を超えた繋がり、多くの事を共有する場として熊谷人の心の絆を深める祭なのではないでしょうか。

■お薦め! うちわ祭スポット紹介!

八木橋前叩き合い

【7月21日 20:00~ 八木橋前叩き合い】
注目は2日目の夜に行われる八木橋前の叩き合いです!
国道17号の各所で叩き合いを行いながら、山車・屋台が八木橋前交差点に集結。20時頃、全町揃いの叩き合いが始まります。
例年、八木橋を背に扇型で行われたいた叩き合いですが、今年は向きを反転し、年番である銀座区の山車人形「熊谷次郎直実」ゆかりの熊谷寺と対面するように山車・屋台が並びます。
扇の反転で八木橋の前まで観覧スペースが広がりますので、より多くの人が迫力ある叩き合いを見ることができるようになりますので、おすすめです!

20日 初叩き合い
写真提供:田代様

【7月20日 19:00~ 初叩き合い】
今年の山車・屋台で注目なのが、2017年に屋台から山車に新調した伊勢町です。新調の際、山車人形がまだ上がっていませんでしたが、今年7月8日にお披露目を終え、20日の初叩き合いの場が、全町揃いでの初お目見えとなります。
人形は熊谷では初の女神様「弁財天」の人形です。初叩き合いに色を添えてくれること間違いなしですね。

熊谷駅北口ロータリーに一直線に12第の山車屋台が並ぶ「初叩き合い」は毎年人気のスポットです。ラグビーワールドカップに向けて駅前も整備され、より12台の山車・屋台が映える叩き合いになることと思います。

国道で行われるイベントの様子
写真提供:田代様

【7月21日 13:00~16:00 巡行祭】
3日間のうち、唯一、昼間から国道17号を車両通行止めにして行う『巡行祭』もおすすめのスポットです。
12台の山車屋台を、1台1台じっくり見ることができる巡行はもちろんですが、お祭り広場のお仮屋で執り行われる「行宮参り」も見どころ満載です。
各町区が順に、宮司から幣束を受け取る神事はもちろんですが、狭いスペースでの山車・屋台の切り回しなど。神事と祭を同時に見ることができるのも、熊谷うちわ祭の醍醐味のひとつではないでしょうか。

巡行祭の途中、数か所で行われる叩き合いも場所によって山車・屋台の配置うのも魅力の一つ。12台が1列に並ぶ姿も爽快ですが、コの字型に並んでおこなわれる叩き合いも圧巻です。

巡行祭の間、国道17号では多数イベント開催中です。
市役所前交差点や、銀座区の交差点では様々なパフォーマンスや、ラグビーイベントも行われます。
コミュニティーひろばでは、お子様に大人気の「志賀高原から運ばれた雪、20トンで雪遊び」も楽しめます。

■熊谷うちわ祭について

平成24年に熊谷市指定無形民俗文化財に指定され、関東一の祇園と謳われる『熊谷うちわ祭』。
熊谷の八坂神社は京都の八坂神社の末社にあたり、毎年7月20日・21日・22日に八坂神社の例大祭が挙行されます。
熊谷うちわ祭の3日間は、12台の山車・屋台が市内を練り歩き、疫病退散、五穀豊穣、商売繁盛を祈願します。
うちわ祭を仕切る最高責任者である大総代は、第壱本町区、第弐本町区、筑波区、銀座区、彌生町区、荒川区、鎌倉区、仲町区の8ヶ町が持ち回りで『年番』を受け持つ建制順で、その年の『年番』となった町内から選ばれます。

熊谷うちわ祭の3日間は『年に一度、神様みずからが地上に降りてきてくださる』貴重な機会です。
神様の神威が強い時でもあります。
氏子として神様をお迎えし、行宮で一年の祈願をしましょう。

≫≫山車・屋台の運行など、詳しくは『関東一の祇園 熊谷うちわ祭』公式HPよりご覧ください。
 ※『熊谷うちわ祭』期間中の交通規制略図もご覧になれます。

■熊谷うちわ祭日程

熊谷うちわ祭の3日間、山車・屋台の運行や祭事などの見どころをご紹介!
 ≫≫7月20日の見どころはこちら!
 ≫≫7月21日の見どころはこちら!
 ≫≫7月22日の見どころはこちら!

※露天は20日の夜、21日、22日の出店となります。

■第168回 熊谷うちわ祭大総代 田代充雄さんのスポット写真

7月20日 渡御着輿祭
行宮前での神輿の引き回し
7月20日 渡御着輿祭
7月21日 巡行祭
一般の方も町区の方に声をかけて挽き手に参加してみてはいかがでしょうか。
7月21日 御宮参り
各町区の山車・屋台が順番に神前で幣束を受け取ます
7月21日 巡行祭
市役所前交差点での叩き合い
22日 鎌倉町にて叩き合い
写真提供:田代様
7月22日 年番送り会場
写真提供:田代様
22日 お祭り広場
写真提供:田代様
23日 発輿
還輿着輿祭が執り行われる、本宮を目指します

作成日:2018/07/20 取材記者:なべさん